2017.08.15タバコの害 , 美容と健康

歯についたタバコのヤニ取りやホワイトニングはいくらかかる？値段相場の目安

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　歯をいつまでも白くきれいに保つアプローチとして注目されているヤニ取りやホワイトニング。具体的にはどのくらいの値段か気になりますよね？今回は施術方法や費用をメインに、ヤニ取りとホワイトニングについてご紹介します。

 

 

ヤニ取りはホワイトニングではなく「クリーニング」

　前提として、タバコを吸うことで歯にこびりついたヤニを取り除くことはホワイトニングとは呼びません。タバコのヤニを取る施術はクリーニングと呼ばれ、ホワイトニングとは区別されます。

クリーニングは主に歯の表面についたタバコのヤニや汚れなどを取り除くことが目的のため、歯のメンテナンスに近い意味合いです。歯科医院などでは3カ月に1回程度の定期的なクリーニングを推奨していることも多いでしょう。

 

歯科保険制度の決まりとして予防や審美治療については保険が適用されません。歯のクリーニングの場合、歯周病の治療目的で行う場合に限り保険が適用されます。ヤニ取りのためにクリーニングを行う場合は審美治療扱いとなり、原則として保険が適用されないということです。

しかし実情は多少異なり、治療と予防の線引きが曖昧なために歯周病の治療の1つとしてヤニ取りを行っている歯科医院もあります。その場合は保険適用となるため、1回3,000円ほどが相場となります。保険適用外の場合は全額自己負担で1万円前後が相場ですが、審美目的の自由診療となると医院ごとに自由に料金設定できるため、事前に内容と料金を調査しておくべきでしょう。

 

 

目的と資金に合わせて適切なホワイトニングを選ぶ

　歯のホワイトニングは完全に審美目的となるため全て保険適用外です。目的や資金に見合ったタイプの方法を選びましょう。

 

 

 

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは歯科医院や専門店で受けられる一般的なホワイトニングです。資格を持った専門家が特別な薬剤や器具を用いて施術を行うため、1回あたりの効果が高く、即日で効果が実感できることも多いのが特徴になります。

相場は1回1～5万円程度で、効果が高いとは言え、目的の白さになるまでは何度か通う必要があるため、その回数分、料金もかかることになります。最終的に10万円を超えることも想定して計画を立てると良いでしょう。

 

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、初めに作成するマウスピースと別途購入する薬剤を使用して、自宅でホワイトニングを行うことを指します。歯科医師の人件費が含まれない分コストを抑えられるため、コストパフォーマンスが良いことが特徴です。全体の施術期間はどうしても長くなってしまいますが、ホワイトニングの効果も比較的長持ちします。

相場は全て込みで2～5万円程度で、オフィスホワイトニングと異なり、一度マウスピースを作成した後は薬剤を追加購入しながら（1本2,000～5,000円ほど）様子を見るため、費用対効果は非常に良いと言えるでしょう。

 

デュアルホワイトニング

場所によって呼び方はさまざまですが、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの長所を合わせたものを、一般的にデュアルホワイトニングと呼びます。医院でオフィスホワイトニングを、自宅でホームホワイトニングを行う、贅沢なプランです。長期的に最大限の効果を求める場合は、この方法が最もおすすめとされています。

相場は5～10万円程度で、その医院のオフィスとホームの料金を合わせたセット料金のようなイメージとなります。資金と時間に余裕がある場合にはデュアルホワイトニングを選ぶと良いでしょう。

 

セルフホワイトニング

医療機関ではなくサロンなどの形態で客自身がホワイトニングを行うものはセルフホワイトニングと呼びます。専門家を必要とする薬剤や器具を使用していないため、従来では考えられないほどの低価格で手軽にホワイトニングを楽しめるプランです。

相場は1回5,000円程度と破格ですが、効果もそれなりに低いため本格的に歯を白くしたい方に対してはおすすめできません。とにかく通いやすい点がメリットと言えるでしょう。

 

おわりに

今回は歯の（クリーニング）とホワイトニングについてご紹介しました。現在ではクリーニングも行えるホワイトニング専門店が多く存在しており、ホワイトニングについては歯科医院の相場より低めなことが多いです。また、経験や技術の面でも専門店の方が優れている場合が少なくないため、好みに合わせて検討すると良いでしょう。