2016.12.11タバコの害 , 美容と健康

タバコはアトピーを悪化させる原因に?タバコアレルギーの特徴や対策

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タバコはアトピーを悪化させる

タバコに含まれる化学物質がアレルゲンとなり「タバコアレルギー」を引き起こす場合があります。しかし、適切な対処を行えば、症状の軽減や緩和を図ることが可能かもしれません。今回は、「タバコアレルギー」について、ご紹介します。

 

 

タバコとアトピーの関係

血液中にタバコの有害物質が取り込まれれば、体はそれを除去しようとします。その免疫反応によって、アレルギー症状を起こす場合がありますが、アトピーもその1つとして考えられています。

 

タバコに含まれる有害な物質はおよそ4000種類にも上り、例えばニコチンは血管を収縮させ、活性酸素は体内の細胞を酸化させることで肌の老化現象を促進させます。喫煙による血管の収縮や肌の老化が、アトピーに悪影響を与えます。

 

また、喫煙の際にタバコの先端から立ち上る煙や、口から吐き出された煙は「副流煙」と呼ばれ、主流煙よりも有害であることが知られています。、副流煙を吸い込むことはもちろん、肌に触れるだけでも大きなストレスを与えるため、シミやしわ・くすみの原因となります。肌環境が悪くなるため、やはりアトピーを悪化させる原因となるのです。

 

タバコアレルギーの特徴

タバコアレルギーの特徴タバコアレルギーとは、タバコの有害物質に対する免疫反応によってアトピーのようなアレルギー症状が引き起こされる疾患のことです。しかし「タバコアレルギー」という医学的な名称は存在せず、正式には「化学物質過敏症」とされています。厳密にはアレルギーとは異なる疾患として区別されているのですが、「タバコアレルギー」と表現した方が理解しやすいため、こちらの呼び方が広まったようです。

 

タバコアレルギーの恐ろしさは、喫煙者だけでなく非喫煙者にも発症の可能性がある点でしょう。副流煙にはタバコの有害な化学物質が多く含まれていますが、喫煙者の近くで副流煙を長時間吸ってしまうと、非喫煙者でもタバコアレルギーの症状を起こしてしまうことがあるのです。症状は、軽ければ鼻水・咳・くしゃみ程度で済みますが、重い場合は喘息のような息切れ・酷い咳き込み・呼吸困難を引き起こすケースもあるため、注意が必要になります。

タバコアレルギーの対策

タバコアレルギーの対策タバコアレルギーの症状が出た際は禁煙と医療機関の受診がおすすめです。ただし、喫煙者本人がタバコアレルギーになった場合は、禁煙に向けて、本人の症状に合わせた対策を講じることができますが、受動喫煙が原因でタバコアレルギーを発症した場合、その改善は容易ではありません。

 

非喫煙者が発症を防ぐために重要なのが、普段からの予防です。一番手軽で効果的な方法は「マスクの着用」になります。タバコの化学物質が体内に侵入することを防ぎ、鼻や喉の粘膜を保護するため、体への負担を大きく軽減できます。また、体内の化学物質は脂肪に蓄積されるため、普段からこまめに体を動かして新陳代謝を活発にし、脂肪燃焼や毒素排出を促進しましょう。少し息が上がる程度のペースで歩くのが良いとされ、これを20分以上続けることで脂肪の燃焼が進みます。

 

食生活においても、野菜や果物を多く使ったバランスの良い食事を心掛けましょう。体の免疫機能を維持するために、ビタミンやミネラルの存在は欠かせません。また、睡眠不足も疲労やストレスが蓄積する原因となるため、アレルギーを引き起こしやすい体質につながります。1日あたり、6時間以上の睡眠をとることが推奨されます。

 

職場や家庭で喫煙者と非喫煙者が空間を共にする機会は少なくないため、日頃から免疫力のある体作りを心掛け、受動喫煙から身を守る対策を講じることが、タバコアレルギーの発症を防ぐために非常に重要なのです。

 

おわりに

喫煙はアトピーや他のアレルギーの悪化を誘発するため、健康を意識する場合は今すぐにでも禁煙した方が好ましいでしょう。しかし実際には、喫煙を長く続けている方ほど禁煙は難しくなりがちです。徐々にタバコへの依存体質を改善していく必要があります。

 

タバコアレルギーの症状が出た際は、症状が軽い場合でも甘く見ずに、念のためタバコを吸うのをやめた方が良いでしょう。症状が重くなってからでは、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加