喫煙すると病気になりやすい?タバコが原因となりえる病気の種類
タバコが百害あって一利なしと言われる最大の理由は、健康被害に陥る可能性が高いためです。喫煙者は、任意保険の保険料が割高になってしまうことがあるも、病気になりやすいという傾向からきています。
タバコは身体に良くないと言われますが、具体的にはどのような病気になる可能性があるのでしょうか。今回は、喫煙者がなりやすい病気についていくつかご紹介します。禁煙の意識を高めるためにも、知っておきましょう。
ガンにかかるリスクがアップ
喫煙に関する病気の中で最も重度なものが、ガンです。喫煙者は、非喫煙者よりもガンになる危険が高まることをご存じの方は多いでしょう。ガンにもさまざまな種類がありますが、喫煙者がなりやすいものとしては、肺ガン、喉頭ガン、胃ガンなどが挙げられます。
口からニコチンを摂取するため、食堂に関連した臓器が悪影響を受けやすい傾向にあるようです。中でも肺ガンは、非喫煙者に比べてガンにかかるリスクが4倍から5倍に跳ね上がるそうです。また、子宮ガンや骨髄性白血病などの、一見タバコとは関係ないように思える部分にも影響を与えることから、タバコの影響力がどれほど強いかが分かります。
いずれにしても、ガンになる確率を少しでも抑えるためには、タバコを吸わないことが先決です。禁煙することで、数年後、数十年後にかけて病気になるリスクが軽減することが分かっているため、将来の健康を考えて禁煙を検討してみてはいかがでしょうか。
不妊症の原因に
妊娠中の喫煙は、胎児の発育に悪影響を与えたり、早産や流産などのリスクが高まったりする可能性があります。無事に生まれてきたとしても、発達障害を持つ可能性も非喫煙者より高くなるそうです。したがって、妊娠中の喫煙はどのような形でも避けた方が良いでしょう。
しかし、女性だけではなく、男性の喫煙者は生殖機能に悪影響が出る可能性があります。つまり男女ともに、喫煙は不妊の原因にもなってしまうのです。自分もしくはパートナーの妊娠、健康な胎児の出産を望んでいるのであれば、実際に妊娠する前から禁煙をすることをおすすめします。
中には、妊娠が判明してからも禁煙がうまくいかず、悩んでストレスになってしまう方もいるでしょう。そうならないためにも、早めの対策をしましょう。
口内トラブル
喫煙は身体の中だけでなく、口の中でのトラブルにもつながりやすく、タバコのヤニによって、歯が黄ばんだり黒ずんだりしてしまいます。タバコによって色素沈着してしまった歯は、自分で行う歯磨きだけでは完全にきれいにすることはできません。黄ばみや黒ずみによって清潔感が無い印象になってしまうと、ビジネスにおける、相手への印象が悪くなってしまい、プライベートな交友関係の悪化にもつながります。
また、見た目だけの問題ではなく、虫歯や歯周病などの原因にもなります。喫煙者はとくに、歯のケアには気を遣う必要があるでしょう。そして、口臭の問題も無視できません。自分では気付きにくいかもしれませんが、周りの非喫煙者にとっては、タバコを吸ったあとのニオイは不快感のあるものです。このように、口内でもさまざまな病気や悪影響が考えられます。
おわりに
タバコを吸うと、身体のさまざまな面に悪影響が出てくるだけではなく、ときには命に関わる重度の病気になる危険性があります。自分の身体のことはもちろん、パートナーや家族、周囲の方の健康へも気遣いが必要です。
禁煙を行うことは、自分と自分に関わる方の健康を守ることにつながります。病気のリスクを知った今からでも、禁煙をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
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