2016.12.08禁煙方法 , その他 , 電子タバコ

電子タバコで禁煙できるの？気になる効果やタバコとの違い

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「ずっと禁煙にトライしてきたけど、電子タバコを使いだしてからは簡単にやめることができた！」といった話を聞いたことがあるかもしれません。禁煙の難しさを知っている人であれば、きっと半信半疑な思いを抱いていることでしょう。そもそも電子タバコに切り替えたからといって、タバコをやめたことになるの？という意見もあるはずです。

そこで今回は、禁煙を検討している方にとって気になる電子タバコと一般的なタバコとの違い、電子タバコの効果、そして「禁煙は可能なのか？」という話題についてご紹介します。

 

 

電子タバコの効果

電子タバコとは、その名の通り電気の力を利用したタバコ。タバコをやめるため、そして健康的にタバコを楽しむために生まれたものです。そのため、多くの電子タバコはニコチンを使用していません。

 

電子タバコによる効果は、煙が出ることにより「タバコを吸っている感覚が味わえる」という点です。機種によっては通常のタバコと遜色ないほどの多量の煙が出ます。口の中でしっかりと香りも感じられ、喉にひっかかる感じもあるので、確かな喫煙感を味わうことができるでしょう。タバコを吸う感覚がやめられなくて禁煙できない方は、電子タバコによる禁煙効果を実感できるかもしれません。

 

タバコとの違い

ニコチンがない

先に申し上げましたが、多くの電子タバコにはニコチンが使用されていません。このことから、肺や体全体へのダメージはほとんどないといわれています。健康を理由に禁煙を考えている方にとっては、大きなメリットといえるでしょう。

 

コストが少ない

通常のタバコに比べて、電子タバコの蒸気を出すために用いられるリキッドは安価です。電子タバコの機械自体を購入する費用はかかりますが、ランニングコストは通常のタバコに比べて安く済ませることができるでしょう。

 

火を使用しない

電子タバコはリキッドを電気で熱して水蒸気を出します。通常のタバコのように火を使って葉を燃やすわけではありませんので、火事などの危険がありません。出かける前にタバコを吸い、家を出てから不始末を心配する必要もないのです。

臭いが残らない

通常のタバコのような嫌な臭いが残らないのも電子タバコの特徴です。周りの方の迷惑となってしまうこともありません。天井にヤニ汚れができることもありませんので、自宅でも汚れを気にせず吸うことができます。

 

 

 

電子タバコで禁煙可能か？

健康や周りの方に配慮して禁煙を検討している場合、一般的なタバコから電子タバコへと完全に切り替えることができれば、十分に禁煙可能と考えていいのではないでしょうか。

 

実際に電子タバコで禁煙を成功させた方はたくさんいらっしゃいます。最初からすべての喫煙を電子タバコにするのではなく、通常のタバコと併用している方もいるようです。ニコチンの摂取量を徐々に減らすのが、電子タバコで禁煙を成功させる秘訣といえるでしょう。

 

 

 

おわりに

禁煙を成功させる方法は電子タバコ1つだけではありません。電子タバコは、そんな禁煙グッズの中でも、タバコを吸っている感覚を味わいながら、禁煙成功に近づけるアイテムです。ニコチンパッチや禁煙パイプなどの禁煙グッズに頼るのもいいでしょう。禁煙パイプの中には、本物のタバコを吸いながらニコチン摂取量を下げていくユニークな禁煙グッズの離煙パイプというものもあります。

 

導入するのにまとまったお金は必要になりますが、「タバコを吸う」という行為はやめたくない、もしくは電子タバコ自体に興味があるという方は、導入を検討してみてもいいでしょう。しばらく電子タバコの利用を続けていると、体内に蓄積されたニコチン濃度が減少していくので健康な体に近づいて、通常のタバコの臭いが嫌になってくるかもしれません。