家族や彼氏が禁煙を。大切な人の禁煙を成功させるサポート環境づくり
非喫煙者の方にとっては想像ができないかもしれませんが、禁煙はかなりの難しいことです。もし、彼氏や彼女、ご家族のメンバーが禁煙を始めたら、可能な限りサポートしてあげてください。逆に言えば、周りの方のサポートがあれば、禁煙が成功する確率は高まります。
今回は、家族や彼氏が禁煙を始めときに、周りの人がどのようにサポートすればいいのか、どのような環境をつくってあげればいいのかについてご紹介します。
禁煙のモチベーションを高める
喫煙者にとって禁煙は苦行のようなものです。ストレスの大きさから、1人ではなかなか乗り越えられないケースもあります。周りの方が禁煙者のモチベーション維持をサポートしてあげましょう。
モチベーションを高めるためにできることの例をいくつかご紹介します。
プレゼントをあげる
禁煙の日数がキリのいい期間に達したときは、誕生日や記念日のようにプレゼントを渡すといいかもしれません。誕生日の場合はサプライズも喜ばれますが、禁煙のプレゼントの場合はあらかじめ渡そうとしている意志と渡すものを伝えておくといいでしょう。禁煙者はそれをモチベーションにタバコを我慢することができるかもしれません。
積極的に褒める
禁煙者は、誰かに禁煙している事実を評価されることが少ないものです。自分で決めたこととはいえ、なかなかつらいもの。周りの方の温かい一言で、1本のタバコを我慢できることもあります。禁煙者のご家族や交際者の方は、積極的に禁煙の努力を褒めてあげるようにするといいでしょう。
意識改革を手助けする
褒める、プレゼントをあげるなどして禁煙者のモチベーションを上げるのも重要ですが、ときには厳しい意見を言ったり、環境づくりの工夫をしたりしなければいけないかもしれません。禁煙者の状況や性格を考えながら、意識を変える手助けをしてあげると良いでしょう。
将来のことを積極的に話す
子供のことを含めた将来のことを積極的に話すのは、禁煙への意識改革に重要です。子供のために、二人の末永い未来のためにタバコをやめてほしい、という気持ちをはっきりと伝えましょう。禁煙という課題をよりシリアスに受け止めるようになるはずです。
喫煙できる環境に近づかせない
外食のときは完全禁煙の飲食店を利用するなど、喫煙できる環境に足を運ばないことも重要です。喫煙できる環境が視界に入っただけで、普段は封じ込めている喫煙欲求が再燃してしまうかもしれません。一緒に行動するときは細心の注意を払いましょう。
禁煙にくじけてしまったときは
周りの方の懸命なサポートがあったとしても、禁煙が大変つらいことであるのには変わりありません。どれだけサポートされていたとしても、タバコを再度吸ってしまうこともあるでしょう。そんなときにこそ、周りの方の対応が重要になります。
禁煙者がタバコを吸ってしまっても「○日禁煙できたね」などと言って、努力した事実をしっかりと評価してあげましょう。そうすることで、「次こそ!」と再度禁煙に向かう気持ちが生まれます。逆に「意志が弱い!」などと必要以上に責めてしまえば、禁煙しようという気持ちをくじいてしまうかもしれません。失敗したときこそ、再び禁煙に向かわせるチャンスです。
おわりに
大切な人だからこそ、家族や彼氏には禁煙してほしいものです。甘やかしすぎても、厳しすぎても良くないのが難しいところですが、大切な人が禁煙しようとしているなら、可能な限りサポートしてあげるといいでしょう。「誰かが応援してくれている、背中を押してくれている」という事実は、禁煙者にとっても心強いものとなるはずです。
wpmaster
最新記事 by wpmaster (全て見る)
- 未成年でも買えちゃう「電子タバコ」は禁煙グッズなの?本当にいいの? - 2017年11月6日
- 「加熱式タバコ」は若年層を「喫煙者」にする! - 2017年10月5日
- タバコを吸いたいときの代わりに!禁煙の手助けとなる代用品 - 2017年9月1日